コーディネート
日本家屋に洋風インテリアをコーディネート /古民家をリフォームして素敵に暮らす
2021.04.03
日本家屋に洋風インテリアをコーディネートして素敵に暮らされているH様邸。ご自宅の古民家をリフォームされたタイミングでインテリアを一式そろえて頂きました。日本家屋に洋のインテリアを合わせるというと、いっけんジャンルが全く違う気がしますが、実は和と洋のミックスはとても相性が良い組み合わせです。味わいあるレトロな建物に、ヨーロッパのデザイン性のある家具たちが活き活きと調和しています。
日本家屋に洋風インテリアを合わせるコーディネート。古民家の趣ある雰囲気にヨーロッパのインテリアが素敵に調和
スペインDINA社のソファと英国アンティーク家具をメインにコーディネートした、レトロで落ち着きあるリビング、ダイニングルームをご紹介します。
メインのソファは、スペインDINA社の人気ソファ。3人掛ソファと、ウィングチェアをお揃いの生地でオーダー頂きました。シックなブルーと茶色のコンビが、和のインテリアに見事にマッチし、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。3人掛ソファのすぐ後ろには、広い和室が二間続きになっていますが、まったく違和感はありません。クラシカルなダマスク柄は人気の柄です。和洋折衷のインテリアにもよく合いますね。
ホームページやインスタグラムの中でも何度もご紹介していますが、こちらのスペイン製の3人掛ソファは座面シートがスライドして足を伸ばしてゆったりと座ることができます。背中部分も前後にリクライニングすることができるので、ベッドのように横になることができます。また2人で座ったときにも銘々にお好みの姿勢で寛いでいただくことができます。
年に何度かの輸入のタイミングが合えば、お好きなモデル、お好きな生地を選んで自分だけのオリジナルソファを制作することができます。
リビングが広いので3人掛ソファを2台置かれてもいいのですが、同じファブリックを使用した1人掛のウィングソファをオーダー頂き、2台を対面に置きました。ファブリックの張り方は自由自在で同じファブリックを使用しても、張る位置を変えることで何パターンも制作することが可能です。ウィングチェアの一部に、3人掛ソファの茶色の無地部分の生地を取り入れ、繋がりを出しました。
壁面にはイギリス製のアンティークのライティングビューローが。ちょこっとしたものを飾るプチ収納も付いていて、個性的なデザインの家具です。
カーテンは輸入物でタイのメーカー【PASAYA(パサヤ)】のものを採用しました。パサヤは欧米をはじめ、世界各国に輸出しているメーカーで、個性的な柄や色は海外でも高い評価を受けています。
窓に合わせてスタイルを変え、3方向同じ生地を使用しています。ソファとともにあえてのダマスク柄のコンビネーションは、柄を楽しむ海外ライクなチョイスです。カーテンレールは、照明のフレームに合わせてアイアンのものを採用しました。ちょっとしたことですが、カーテンレールを変えるだけでもかなり雰囲気が変わります。
電話台として使用しているコンソールも同じくイギリス製のアンティークのもの。フロアスタンドは当店オリジナルのスペイン製です。ラスティック調(田舎風)のアイアンフレームと手びねりで作られた、黄みを帯びたシェードが温かみのあるランプです。フロアランプを置くことで華やかな雰囲気になりました。電話台後ろの格子の壁は、日本家屋ならではのもの。いい雰囲気を出しています。
ダイニングセットもイギリスアンティークのもの。オーク材を使用したドローリーフ(伸長式)テーブルは、両サイドの天板を出し入れすることで、サイズを3通りに変えることができ、人数に合わせてサイズ変更することができます。テーブルランナーなども季節に合わせて変えてあげても素敵です。
玄関、リビングのペルシャ絨毯は、インテリアコーディネートの最後の仕上げ。選ばれた家具、室内の雰囲気にマッチする一枚を最後にお選び頂きました。
絨毯は、敷くことでそれぞれのゾーンを引き締めてくれます。
玄関はクム産ラジャビアン工房の1枚を。イラン全土の中でも1.2を争う有名工房で、高品質なシルクを使用し宝石のような輝きと手触りを持っています。
2方向から写真を撮ったのですが、シルクの絨毯は特に見る角度で見え方が全く違います。
リビングもこだわりの絨毯。クム産はシルクの絨毯がほとんどなのですが、こちらはとても珍しいクム産のウールのペルシャ絨毯です。織りもシルク並にとても緻密で繊細です。絨毯を敷きより一層素敵なリビングになりました。
【リビングルーム】
3人掛ソファ(DINA社(NADIA)・スペイン製)
ウィングチェア(DINA社(TANIA)・スペイン製)
センターテーブル(イタリア製)
カーテン一式(PASAYA・タイ製)
リビング絨毯(クム産・ウール)
玄関絨毯(クム産・ラジャビアン工房・シルク)
フロアランプ(スペイン製)
掛時計(イタリア製)
【ダイニングルーム】
ドローリーフテーブル(イギリスアンティーク)
◆アサヒ家具サロンは、【住まいのコンシェルジュ】でありたいと考えています。
わたしたちは、お客様とのコミュニケーションをなによりも大切に考えています。
家具は一度購入すると長く使っていくもの。お客さまとも長いお付き合いになります。家具ご購入の際には、インテリア・コンシェルジュ(担当者)がつき、ヒアリングからご提案、商品のお届けまでを担当コンシェルジュが中心になって行います。お宅を実際に拝見させて頂くことで、のちの長いお付き合いのなかで、「あそこのスペースをちょっとイメージチェンジしたいんだけど」などの具体的なご相談にも、同じシーンを思い浮かべながらリアルで細やかなご提案ができます。
現状の家の雰囲気がうまく伝わらない、置きたい場所の説明がうまく伝わらないなんてことを軽減し、かゆいところに手が届くご提案をさせて頂きます。
繰り返しインテリアのご相談をいただくなかで、ときにはたわいもない日常の世間話で盛り上がったりしながら、担当者とお客様とのあいだに良好な信頼関係を築いていきたいと考えています。インテリアのことならなんでも、「ちょっと相談してみよう」とフラリと立ち寄っていただけるような、そんな関係性を目指しています。
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