トラディショナルインテリアで叶える上質なエグゼクティブ空間/ 現代風家具と調和した正統派の空間

2021.05.24

トラディショナルインテリアで叶える、上質なエグゼクティブ空間。現代風家具（コンテンポラリースタイル）とトラディショナルなクラシック家具とが調和した、正統派のクラシック空間が完成しました。

ご要望は、ロマンティックで豪華な空間に。

「ソファとダイニングと照明がいるんだが・・・」三軒目の邸宅だということで、今回の家は奥様のご希望をかなえてあげたいとH様。そんな奥様のご要望は、「エレガントでロマンティックな明るく豪華な空間にしたい」でした。ご要望を伺うなかで、ソファはコーナータイプにしたいなという事でした。そこでご紹介したのが、こちらのスペイン Taymoble社製の豪華なゴールドのコーナーソファ。熟練のソファ職人により、こだわりを持って丁寧に作られたソファです。

このソファの特徴は、なんといっても美しいファブリック使いと木部の豪華な装飾。ファブリックは、優美なクラシック柄を多数取り揃えており、なかにはスペインのジプシーの伝統的な衣装柄なども。選んでいただいたソファも、よく見るとクラシカルなダマスク柄と、レオパード柄とのコンビとなっており、トラディショナルに現代的なコンテンポラリーの要素がエッセンスとして加わっています。また木部の装飾は、熟練の職人による手彫り作業で丁寧に彫られ刷毛塗りで塗装されます。ヨーロッパの本格的なソファ作りの伝統を受け継ぐ貴重なソファメーカーでしたが、残念ながら後継者がいないということで、惜しまれながらクローズしてしまいました。

”エレガントでロマンティックな家具” といえば、 ”ロココ”の白家具。
イタリアSILIK社のキャビネットと同じく優美な曲線が美しいホワイトカラーのクラシックなテレビボードをコーディネートしました。通常、白色塗装の家具とブラウンの木部の家具を同じ空間にコーディネートするのはなかなか難しいですが、今回はお部屋のクロスや床が全体的に白ベースだということ、ソファに使われている木部が少量だということ、またソファの張地が明るいゴールド色だということで、見事にマッチングしました。全て白色の家具で揃えた場合に比べて、茶色の木部装飾が高級感と上質感を際立たせてくれているように思います。

センターテーブルは英国出身デザイナーJonathan Sowter が手掛けるハイエンドファーニチャーブランドJonathan Charles社（ジョナサンチャールズ）のもの。シーフォース（タツノオトシゴ）がインパクトのあるリビングテーブルです。細部までこだわりのある高品質な仕上がりで、同社デザイナーが自信をもって送り出すモダンデザインのテーブルです。シンプルなデザインの中に、手間と時間を要する洗練されたデティール。秀でた技術がないとできないデティールのハイエンドモダン家具のコレクションです。

ソファの張地に使われているライトなゴールドに比べ、どっしりと重みのある燻しゴールドです。高級感の中に遊び心を取り入れたユニークなテーブルです。

メインのシャンデリアは、エジプトクリスタル（アスフォー）を使用したボール球型クリスタルのペンダントタイプ。眩いばかりに光り輝くクリスタルボールは、電気を点けていない状態でも七色に光り輝きます。上部には、メダリオン装飾を挟み、一層豪華な雰囲気になりました。

ダイニングテーブルはアサヒ家具サロンオリジナルプロダクトのダイニングテーブル、”Raffles（ラッフルズ）”。白、ベージュ、グレイ…　やわらかなニュアンスカラーがミックスされているマクタンストーンは、様々な海外インテリアのテイストにマッチします。悠々としたリゾート感あふれる優雅なテーブルは、多彩なサイズとデザインのバリエーションで、人気のテーブルです。アイアン脚にはゴールドのアクセントが効いています。マクタンストーンとアイアン脚のコンビネーションに、ヨーロッパらしい太めのストライプ地のダイニングチェアが柔らかで高級感ある雰囲気を醸し出しています。

テーブル上のステンドのペンダントライトは奥様の手作りの作品です。

一枚の絵のように見える美しい絨毯は、イスファハン産のウールの絨毯。目が細かく緻密です。ライトな床によくマッチしています。

【リビング・ダイニング】
コーナーソファ　TAYMOBLE社（スペイン製）
キャビネット　SILIK社（イタリア製）
センターテーブル　Jonathan Charles社（ジョナサンチャールズ）
センターテーブル　テレビボード　（イタリア製）
クリスタルシャンデリア　エジプトクリスタル（アスフォー使用）
シーリングメダリオン（シャンデリア装飾）
ダイニングテーブル　Raffles（ラッフルズ）アサヒ家具サロンオリジナルプロダクト
ダイニングチェア　アサヒ家具サロンオリジナル張地（イタリア製）
フロアランプ（ステンドグラス）
ペルシャ絨毯（玄関）　（イスファハン産）

◆アサヒ家具サロンは、【住まいのコンシェルジュ】でありたいと考えています。

わたしたちは、お客様とのコミュニケーションをなによりも大切に考えています。
家具は一度購入すると長く使っていくもの。お客さまとも長いお付き合いになります。家具ご購入の際には、インテリア・コンシェルジュ（担当者）がつき、ヒアリングからご提案、商品のお届けまでを担当コンシェルジュが中心になって行います。お宅を実際に拝見させて頂くことで、のちの長いお付き合いのなかで、「あそこのスペースをちょっとイメージチェンジしたいんだけど」などの具体的なご相談にも、同じシーンを思い浮かべながらリアルで細やかなご提案ができます。
現状の家の雰囲気がうまく伝わらない、置きたい場所の説明がうまく伝わらないなんてことを軽減し、かゆいところに手が届くご提案をさせて頂きます。

繰り返しインテリアのご相談をいただくなかで、ときにはたわいもない日常の世間話で盛り上がったりしながら、担当者とお客様とのあいだに良好な信頼関係を築いていきたいと考えています。インテリアのことならなんでも、「ちょっと相談してみよう」とフラリと立ち寄っていただけるような、そんな関係性を目指しています。