ひと結び ひと結び、
膨大な時間と手間ひまをかけて作られていく手織り絨毯 ギャッベ
大地からの天然素材を使用することで、
何十年と使い込むごとに 表情豊かに変化していきます。
過酷な高原地帯で暮らす女性たちの、家族への想い、自然の織りなす景色などが織り込まれた、
彩り豊かな素朴で美しい色柄の絨毯。
柔らかな手触りと、弾力ある踏みごこち。
上質なウールから生まれる天然のスプリング機能。
へたりにくく、汚れにもつよい。
家族のだんらんと共に、生涯寄り添ってくれる・・・そんな手織り絨毯です。
2019
ギャベコレクション展
とき:6月28日㊎・29日㊏・30日㊐7月1日㊊
じかん:午前10時から午後7時
(※最終日のみ午後5時まで)
ところ:アクア広島センター街8F アクアホール特設会場
ご店特典
事前予約で30角ギャッベ・ペルシャン更紗・エコバッグ・キリムなどが
ALL1,000円でもらえます!
イラン中部。シラーズ地方。
ここでは 昔ながらに自然の中で家畜を放牧し
テント暮らしをしながら移動生活をしている カシュガイ族とよばれる遊牧民が暮らしています。
女性たちが家事のあい間に 飼っているひつじの毛を刈り取って紡ぎ、
大地の草木を使って染めあげ、
ひとつひとつ手で織り上げた絨毯、
それがギャッベです。
一日のうちで激しい寒暖差のあるこの地方では、
防寒のためにテントの中にギャッベを敷き詰め、
日を遮るために天井はギャッベで覆います。
また、食べ物を作る際には料理用のギャッベのうえで、
物を運ぶときには運搬用のギャッベに包んで…
というように
ギャッベはカシュガイの移動生活暮らしには欠かせません。
ペルシャ絨毯のような図案はなく、
織り手の女性たちの感性や、気持ちが織り込まれているのが特徴です。
カシュガイの女性たちに受け継がれてきたこの手織り絨毯は、
ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
厚くふっくらしたウールの質感と草木染の美しさ、
素朴で奔放なデザインが徐々にイラン以外の海外で人気となり、
今では日本でもギャッベのファンが増えてきています。