
コーディネート
マンション・トータルコーディネート連載【第4回:寝室・最終章】「大人の上質な癒し」を叶える、最高峰のプライベートサロン
2026.10.30
1. 静寂と安らぎのプライベートサロンへ
LDKの華やかな社交の場から一歩足を踏み入れると、そこには心身を解きほぐす「静寂」が広がります。
一日の終わりを優雅に締めくくり、明日への活力を養うためのプライベート空間です。

2. 第一印象を重厚に彩る調度品とタブリーズの絨毯
お部屋に足を踏み入れると、まず視界に飛び込んでくるのは、イタリア・コルチャゴ社(CORLAGGIO)の気品あふれるキャビネット。そして、美しい佇まいのアンティークの三点セット(サザーランドテーブル&バルーンバックチェア)、さらにジョナサンチャールズ社(JONATHAN CHARLES)の精緻なジュエリーチェストが優美に並びます。
その足元には、気品漂うタブリーズ産のペルシャ絨毯が敷き詰められ、空間全体に圧倒的な重厚感と格調高いフォーカルポイントをもたらしています。

3. 空間の美学:極上の眠りと調和
- 至高のベッド: 視線の先には、英国王室御用達スランバーランド社(Slumberland)のベッドを主役に配置。足元にはアンティークベンチとイスファハン産・DAWARI工房の最高峰ペルシャ絨毯をセレクトし、足元から豊かな温もりと格式をもたらしています。
- 洗練のサイドファニチャー: ベッドサイドにはセオドア アレキサンダー社(THEODORE ALEXANDER)のナイトテーブルを配し、細部まで妥協のない調和を奏でています。




4. ドレッサーエリア:機能と美の調和
クラシックな空間に美しく馴染むよう、日本屈指の家具生産地として名高い静岡県で仕立てられた上質なドレッサーを厳選。日本の優れた木工技術と丁寧なものづくりが生み出す高い機能性と佇まいが、空間に心地よく溶け込んでいます。
その足元にはクム産・MOHARERI工房のシルクペルシャ絨毯を配置し、特別感あふれるドレッサーエリアへと仕立て上げています。


5. 心を酔わせる綿密な光の演出:愛称は「ガレ部屋」
寝室のライティングも、家具配置や視線の抜けに合わせて細部まで計算し尽くした照明計画を施しています。アンティーク三点セットの真上へ的確に落ちるペンダントライト、ベッドのセンターに寸分の狂いなく吊り下げたメイン照明、そしてドレッサー正面で顔周りをやさしく照らすブラケットライト——すべて位置関係を綿密に計算して配線・配置を行いました。

照明器具はすべて、アール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレの精神を受け継ぐ「ガレ(Gallé)TIP」の意匠で統一。これらは本場ヨーロッパの伝統技法を継承し、熟練の職人たちによってルーマニアで一つひとつ丁寧にハンドメイドされたものです。
ガラスの美しいグラデーションやエッチングの妙に加え、本体にはガレを象徴する手書きのサインが刻まれています。 天井のシャンデリアにはクラシカルなメダリオンを添え、壁面ブラケットやナイトテーブルのランプに至るまで、幻想的な光と心地よい陰影が部屋全体を包み込みます。
その麗しい佇まいから、室内の愛称は親しみを込めて「ガレ部屋」と呼ばれています。

6. 安らぎを包み込むクロスとファブリック
一面のみアクセントクロスを施し、その他は同系色のグリーンのストライプクロスで統一。窓辺にはアスワン社の最高級カーテン「フェルナン」を合わせ、優雅なドレープと深い落ち着きを生み出して空間全体の完成度を高めています。

◆ おわりに:唯一無二の空間がもたらす深い歓び
全4回にわたってお届けしてきたマンションのトータルコーディネート連載。
- 【第1回】 リフォームの肝となる図面・配線計画とライティング
- 【第2回】 邸宅の顔となる玄関・廊下・趣の異なる2つのレストルーム
- 【第3回】 名門家具と特注の仕掛けが饗宴するLDK&キッチン
- 【第4回】 静けさと上質さに包まれる主寝室(ガレ部屋)
単に美しく高級な家具を並べるのではなく、暮らしの動線、計算し尽くされた照明の配置、壁紙の色調、腰壁や廻り縁といったこだわりのモールディング装飾、そして足元のペルシャ絨毯の一枚に至るまで、細部にこだわり抜いたことで、世界に二つとない唯一無二の麗しい空間に仕上がりました。
実は、今回のお施主様とは打ち合わせの多くの時間を公式LINEで進めさせていただきました。わざわざ何度もご来店いただかなくても、写真や図面のご確認、細かなご要望のすり合わせまで丁寧に行うことができます。お忙しい方や遠方のお客様であっても、ご自宅にいながら手軽に本格的なインテリアのご相談が可能です。
すべてを信頼して安心してお任せいただいたお客様からは、「想像以上に素晴らしい空間になった」と大変深いお喜びの声をいただくことができ、住まいづくりに携わった者としてこれ以上ない最高の感動を覚えています。
毎日の暮らしがより愛おしく、邸宅に一歩足を踏み入れるたびに心が満たされる——そんな極上の幸福に包まれる住まいづくりのお役に立てましたら幸いです。
【寝室】
キャビネット/コルチャゴ社(CORLAGGIO)
サザーランドテーブル&バルーンバックチェア/英国製
ペルシャ絨毯/タブリーズ産
ジュエリーチェスト/ジョナサンチャールズ社
コートハンガー/イタリア製
ガレランプ各種/ルーマニア製
メダリオン
ベッド/スランバーランド社
ベンチ/英国製
ペルシャ絨毯/イスファハン産・DAWARI工房
ナイトテーブル/セオドア アレキサンダー社
ペルシャ絨毯/クム産・MOHARERI工房
ドレッサー/国産
画家油絵/各種
カーテンご提案/アスワン
クロスご提案
インテリア担当:道菅 友哉











◆アサヒ家具サロンは、【住まいのコンシェルジュ】でありたいと考えています。
わたしたちは、お客様とのコミュニケーションをなによりも大切に考えています。
家具は一度購入すると長く使っていくもの。お客さまとも長いお付き合いになります。
家具ご購入の際には、インテリア・コンシェルジュ(担当者)がつき、ヒアリングからご提案、商品のお届けまでを担当コンシェルジュが中心になって行います。
お宅を実際に拝見させて頂くことで、のちの長いお付き合いのなかで、「あそこのスペースをちょっとイメージチェンジしたいんだけど」などの具体的なご相談にも、同じシーンを思い浮かべながらリアルで細やかなご提案ができます。
現状の家の雰囲気がうまく伝わらない、置きたい場所の説明がうまく伝わらないなんてことを軽減し、かゆいところに手が届くご提案をさせて頂きます。
繰り返しインテリアのご相談をいただくなかで、ときにはたわいもない日常の世間話で盛り上がったりしながら、担当者とお客様とのあいだに良好な信頼関係を築いていきたいと考えています。インテリアのことならなんでも、「ちょっと相談してみよう」とフラリと立ち寄っていただけるような、そんな関係性を目指しています。
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